選び抜かれたプロの講師陣が、市販の教材や大学の授業では絶対に学べない ネイティブなブラジルポルトガル語を徹底指導。その理由とは?

わたくし事で恐縮ですが、大学でポルトガル語を専攻し卒業したものの、マンツーマンで会話練習した事もなく、その当時は全くポルトガル語会話の自信はありませんでした。ところが90年代になって、日系ブラジル人が労働移民として大量に日本に入国するようになってからもう一度教科書を押し入れから引っ張り出してきて、にわか勉強をしながら彼らと片言のポルトガル語会話を試みるようになりました。私もなんとかそんなに複雑でない会話程度なら話せるようになりましたが、ネイティブ同士の会話を聞いていても50%程度しか理解できない状況でした。

@    大っ嫌いな発音練習を徹底的にトレーニング

実は、このブラジルポルトガル語会話教室を立ち上げるにあたり、2ヶ月間毎日私自身が生徒になって教師の模擬授業の相手をしました。その時私が大っ嫌いな発音練習を嫌と言うほど付き合わされました。と言うよりも、実は私の発音が正しくなかったので矯正してもらったのです。発音練習は、初歩の初歩、初心者がやる事だと高を括っていたのですが、BASIEIの発音が正しくできるようになるまで大変でした。今までブラジル人の友達とポルトガル語で話すことがよくあり、その時は、『ササキサンハ、ポルトガルゴガ、トッテモジョウズデス』としか言ってくれなかったので、私もついその気になっていたのですが、正しいブラジルポルトガル語を教えてもらうということになると、そうはいきません。先生たちも私がちゃんと正しいブラジルポルトガル語が話せるようになる為の責任があるので、間違いをきっちりと指摘し、修正をかけてくれます。これは本当にありがたいことです。日本人には特にの発音が難しいですね。気がつくと、以前聞いていたPodcastのリスニングがとってもゆっくりと、しかもはっきりと聞こえるようになっていました。スポーツでも同じですが、基本がきっちりできていないと、進歩が遅いのを身をもって体験した次第です。こんな事になぜもっと早く気付かなかったなかな〜と悔しかったです。

A    ブラジル人なら、だれでもポル語を教えられるわけじゃない!!

ブラジルポルトガル語を教える教師を募集したら、毎日応募者が殺到して、最終的に200人を超えていました。その中から書類選考とオンライン面接を通して10人に絞り、最終的に模擬授業をいくつかのパターンで何時間も行って現在の先生に決めました。選考プロセスの中ではっきりとわかったことは、文法的にも正しいポルトガル語を教えられるブラジル人は非常に少ないということです。そして私が特に拘ったのは、「ブラジル文化に詳しい」・「社会への問題意識を強く持っている」・「専門的な知識や経験がある」のいずれかに該当する講師でした。なぜなら、フリートークレッスンを行った際に、教養豊かな講師とのレッスンは実に楽しく為になるのは勿論、次回のレッスンのために“何をテーマに話すか”を十分に下調べをして備えることが楽しかったからです。またその準備をし、実践で使ってみて、正しい表現方法を先生から確認できることが中級者以上の生徒にとっては最良の勉強方法となります。豊富な話題を持つ先生は、私が話したいテーマについてどんどん掘り下げた会話を展開してくれるので、その時必ず自分が言いたいことが表現できないもどかしさに何度も直面します。まさにここが自分の会話力の限界(話せることしか話せない)で、その限界に何度も出会い、できなかった表現方法を習得するのが会話力を伸ばすポイントです。言いたいことをどう表現するか?を教えてもらう為に時には、日本語や英語(場合によっては、管理部の“お問い合わせ”をジャンジャン活用してください。)をフル活用して先生に伝えるわけです。

B    今使われているインフォーマルな表現GÍRIA(ジーリア)

ブラジルポルトガル語は、勉強すればわかりますが、日本人にとって決して難しい言語でなく、むしろいくつかの観点(周波数・発音・文法上の規則性)から考えても英語よりずーっと親しみやすく簡単だと言えます。しかし、ポルトガル語会話が難しく感じる理由の一つとして、こちらの喋っていることは何とか理解してもらえたとしても、相手の話していることが理解できない。ここで問題なのは、私たち日本人は、教科書通りに話せば、相手は理解してくれるが、相手は必ずしも教科書通りに話をしてくれないということです。それは、現地で実際に使われているブラジルポルトガル語では、インフォーマルな表現“ジーリア”が多用されているのも学習者にとっては一つの壁となっています。これは英語で言うところのスラング程の汚れたイメージはなく、ジーリアは日常会話の中で、ごく普通に使われていますが、残念ながら教材等で学ぶことはできません。例えば、Como vai?  と言ったら、普通 Tudo Bem. と応えますが、 Tudo em cima.!と応えられたら、ちんぷんかんぷんです。Tudo em cima.は、絶好調という意味ですが、教科書では学べません。また、ある先生は、授業の中で、A gente という単語を多用していて、その時は全く意味がわからなかったのですが、A gente = Nos (私たち)を意味する“ジーリア”だったのです。このように、ブラジルポルトガル語の初心者に対して“ジーリア”を教えるのはどうかと思われますが、中級以上の学習者には、実際に現地で多用されているインフォーマルな表現を理解する上で“ジーリア”を学ぶことも会話学習にとって必要不可欠だと考えています。 

 

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