ブラジル情報 不思議な電話ボックス

こんにちは 今日は電話ボックスのお話です。 電話ボックス1.jpg

ブラジルひいては南米最大の近代都市であり、もちろんブラジル最大の都市サン・パウロ。約1900万人の人口を抱え、ブラジルの国民総生産の50%を生み、3000店舗の銀行、170軒の映画館、7つのテレビ局、13のラジオ放送局、11紙の日刊新聞、400軒以上のホテルとダイナミック町であります。
そんな町で、こんな電話ボックスを見つけました。モエアにあるガイボットという通りのピザ屋さんの近くです。黄色と青のカラーリングに「口」のような形。「周りを気にせず、音も聞きやすいのかなーと」も思いますが・・・
見かけたら一度お試し下さい。

ブラジル情報 ブラジル文化について 文化的特徴について

 考え方
 ブラジル人はほとんどオープンに話をしますが、家族や家庭はプライベートな事柄であるとしてあまり話題にしません。考え方は、分析的・抽象的な人が多く、規則や法律より個人の状況を重視する傾向が強いです。

 価値観
 意思決定の責任は個人ですが、個人にとって「家族に対する忠誠」が最大の義務であり、家族を重視する傾向がとても強いです。特に重要な血縁関係はパレンテラ(parentela)で、父母の両家につながる親類縁者を意味し、数百人規模になることもあり、安定と安心感を与える社会的組織となっています。日本で働いている知人も日本で自分の家族を養いながら、ブラジルの家族へ10年以上送金を続けていたりします。
またブラシル人はカトリック教徒が一般的なので、教会が日常生活、文化、社会生活に欠かせない存在です。

 社会的公平さ
 階級やステータス意識が強く、これによって職業に就く場合まであります。階級は経済条件で決まり、歴史的な問題から肌の色に対する偏見も強く、貧富の差も激しいです。ただし有力者が特権を得て当然との考え方は、少しずつ変わってきています。依然として」「マッチョ」な男性が称賛され、「従順」な女性が好まれています。

 

ブラジル情報 ブラジルの文化について 儀礼

 あいさつについて
ブラジルの挨拶はたっぷ〜り時間をかけることが多いです。初対面の時は長い握手で、やがて親密な関係が出来上がると抱き合って挨拶をします。
女性は互いの両親にキスを交わし、既婚者の場合は2回、独身者なら3回のことが多いのは、3回のキスは良い配偶者が見つかるようにとの意味があるらしいです。

 次はビジネスでの名前の呼び方についてです。
ビジネス上の相手には、わかる範囲でDocterやProfessor等の肩書を付けて呼ぶか、Senhor(Mr.)又はSenhora(Mrs.)をつけて呼びましょう。自己紹介の時、ファーストネームに肩書を付いて言う人もいらっしゃいますよ。

 プレゼントについて
黒や紫は喪を意味するので止めましょう。ハンカチは悲しみの象徴なのでNGです。例えばアメリカ人歌手のCDやアメリカの大学名の入ったTシャツなんかも喜ばれると思います。またアルゼンチンは宿敵なこともお忘れなく。

 服装について
スリーピースを着るのはエグゼクティブ、ツーピースは平社員といったイメージです。またブラジルの国旗の色である緑と黄色の組み合わせは避けたほうが無難です。 シャツ、ブラウス、ズボンなど着る物には必ずアイロンをかけておきましょう。クシャクシャの服はNGです。ジーンズもプレスするお国柄です。お気をつけ下さい。


 

 

 

ブラジル情報 ブラジルの文化について ビジネス慣行

 アポイントメントについて
ブラジル人にとって時間に遅れることは日常茶飯事です。こちらが慣れる以外ありません・・・
アポイントメントは少なくても2週間前には取りましょう。オフィスや役所に予約なしで出かけても無駄です。気を付けてください。
 ビジネスアワーは、午前が8時半から午後5時半。経営陣は朝早く出社し、夜遅くまで残るのが通例です。アポイントの時間は、午前が10時〜12時か、午後3時〜5時が適当。もし会議が長引いて昼食にかかったら、少なくても2時間はランチタイムになると思ってください。(余談ですが、社員が会社の近くのレストランで食事をする時など、社員証のようなカードで支払うと会社が一部(または全額)負担してくれるシステムがあるそうです。)
 ブラジル人のビジネスは、個人的なつながりを通じて長期に亘ってするものと考えられているようです。現地に行く前に、仲介者(despechante)としてふさわしいブラジルンを雇い、そのコネでしかるべき人と会う手はずを整えることが賢明です。

 商談について
何より忍耐が要求されます。交渉が決着するまで、粘り強くがんばりましょう。
交渉の際は、契約が順序良く初めから検討するとは限らないので、契約全体について話せる準備も怠りなく。また契約に関係ない話をしつこく持ちだされることがありますが、断定的な言い方は避け、柔軟に受け流しましょう。
話し合いは、活気溢れたものになるのが通例です。ブラジル人は話の途中に何度も割り込んできたり、「ノー」を連発したり、頻繁に体に触ってきたりしますので驚かないでください。でもアメリカ流のアグレッシブな話の進め方は、不快に思われることもあるので結論は急がないよう注意しましょう。
また交渉の担当者は変えないこと。ブラジル人は企業同士ではなく、個人的な信頼関係を重視するので、契約全体に悪影響が及ぶ可能性があります。 くれぐれも気を付けてください。

ブラジル情報 ジャトバについて

こんにちは 今回は、カヤポ=ゴロティレ族とアピナイェ族の火の起源の話に出でてきたジャトバについての話です。ジャトバの木.jpg
 両方の神話ともジャトバを「大木」と言っていますが、どの位の大きさだと思われます?樹高は30〜40mに達し、幹径は0.6〜1.2m。ジャングルの中で見上げると、葉が見えないくらい上にあり、「でかい」とう感じです。地上12〜24mぐらいまでは枝分かれせず樹皮も厚い為、現地の人は樹皮を縫い合わせカヌーを作ります。又、樹皮の根本には、オレンジ色のベトベトしたゴム状の樹脂があり、それを掘り出して火をつけると良い香りがするのでお香として利用したり、ワニスや陶器の接着用セメントとして用いられたりします。材ジャトバ床1.jpg質は手触りはソフトでありな
がら、非常に強く光沢があり、そしてとても重たい(水と同じ比重)です。又アマゾン地域での生産量は多いので、日本でも建材として利用されています。
葉は明るい緑色で大きく、小さくて香りの良い白い花をつけます。ジャトバは食べられる茶色い楕円形で莢状の実をつけますが、その味香は『悪臭を放つ爪先』ともいわれ、ヤジャトバの実.jpgニの香りがします。食べるのは、硬い殻を割り、キナコによく似た粉の部分。田舎の子供たちのおやつに食べられているようです。
 代表和名「ジャトバ」、代表英名「Jatai」、地方名として「Brazilian copal」、現地の人たちは「ジュタイとかジャタイ」と呼ばれ、アマゾンの先住民たちは、この樹脂を宗教的儀式や結婚式などに利用したり、媚薬(ほれ薬)として利用していました。

 

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